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2013/09 記事一覧
2013/09/25
Category : NEWS
過ごしやすい気候になってきたので、自宅でBBQをやりました。
自宅の1階はほぼ駐車場兼倉庫なので、車を出してしまうとそれなりのスペースができます。

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簡易的なテーブルと椅子を並べて、焼き場は外の駐車場前のスペースに。
今回は1〜3歳のちびっ子ダウンちゃんたちのママ友がメインなので子供用のスペースもつくります。

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ママたちは中。

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パパたちは外。

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子供らはサークル。

自宅でのパーティーは気楽でくつろげます。
もちろんリビングでも良いですが、駐車場や、屋上や庭など、いつもとちょっと違う使い方をしてみるのも楽しいものです。
ご近所さんがふらりと立ち寄って、挨拶だけではないコミュニケーションができたり、おもてなしの準備で普段は掃除がおろそかになりがちな場所もきれいにしたり、家にとっても気分転換になるような感じです。
住宅を設計する時も、パーティーを開いた時の色々な居場所を想定したりして密かに楽しんでいたりします。

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今後も楽しい集まりがあったらご報告して行きたいと思います。
きてくれたみんなありがとう!


2013/09/17
Category : NEWS
2020年、東京オリンピックの開催が決定しましたね!世界中の注目を集めるスポーツのイベントとしては2002年のワールドカップ、そして2020年のオリンピックの興奮を生きているうちに間近で体験出来る事は非常にうれしく思います。あと7年ですのでこれからオリンピックに向けた準備が各業界で進み、日本の経済も良い方向に向かうことを期待しております。

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と、東京オリンピックの開催決定自体はすごく嬉しく、わくわくしている自分もいるのですが、何か心の中で引っ掛かっている部分があります。それは、2020年の東京オリンピックのメインスタジアムとしても利用される「新国立競技場」の建設の為に、現国立競技場が取り壊されてしまうことです。この現国立競技場もまた1964年の東京オリンピックのメインスタジアムとして建設され、多くのドラマと感動も生んだ場所です。あれから約50年あまり、高度経済成長のシンボルとなった東京タワーと同じく国立競技場も役目を終え新しい姿になってしまいます。東京タワーはスカイツリーに役目は奪われてしまいましたが、現在も建ち続けスカイツリーよりも美しいと感じる人はたくさんいるのではないでしょうか?しかし、国立競技場は完全に取り壊され新しい姿になってしまうので、そこでの思い出も記憶もすべて一新されてしまうような気がしてなりません。

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自分は小学校の時からサッカーを始め、高校卒業まで部活動でプレーをしていました。プレーだけでなく観るのも好きで、特にお正月に行われる全国高校サッカー選手権は毎年楽しみに観ています。現在はJリーグになっていますが、その前身の日本サッカーリーグは今のように多くのサポーターが観戦するようなものではなく、ガラガラのスタンドでカップラーメンを食べながら観戦していたのを思い出しますが、高校サッカーは常に負けたら終わりというなか、厳しい予選を勝ち抜いて全国から代表が集まる大会です。その分、実業団の試合にはない本気具合が伝わってくるし、観客の応援団席は自分の学校の生徒が闘っているので非常に熱のこもった応援になります。その高校サッカーで皆があこがれ目標とするピッチが準決勝、決勝の行われる聖地「国立競技場」です。サッカーをしていた人なら誰もがあこがれる場所であり、高校サッカーだけでなく、天皇杯、トヨタカップ、代表戦など、数々の感動と名シーンを観てきました。自分の中では、この国立競技場で行われた1986年のメキシコワールドカップ最終予選、対韓国との試合で木村和司の決めた30mのフリーキックやトヨタカップ決勝でユベントスのプラティニの決めた幻のゴールは今でも脳裏に焼き付いています。

自分の記憶にあるのは1964年の東京オリンピックが終わって20年以上経った国立競技場での思い出ですが、当時オリンピックを目の当たりにした人達の感動や興奮はこれ以上だったのではないかと思います。そんな場所が50年という年月で取り壊されてしまうのが非常に残念であり、今の国立競技場を継承しつつ増改築という形で生まれ変わる事を心のどこかで願っていました。確かに今回計画されているザハの設計した新国立競技場は斬新であり、選考の上でも有利であったことは考えられますが、なかで行われる選手と観客の熱気を包む空間より、外側に意識が向いているように思えてしまい、あの場所に本当にこんなスケール感のものを莫大な費用をかけてつくるべきものなのか?終わったあと人々に利用され親しまれる場所となるのかなど、いろいろな不安が出て来ます。2002年のワールドカップで建設された横浜国際総合競技場もワールドカップ後は運営に問題を抱えているようですし、北京オリンピックの際に建設された「鳥の巣」もヘルツォーク&ド・ムーロンの設計で話題を集めましたし建設前のイメージを観て興奮もしましたが、実際現地に行ってみた感想は、遠くから観る分には良いけど、近づくにつれてそのフレームの大きさやスケール感に圧倒されてしまい、イメージで観た柔らかそうなイメージはまったくありませんでした。

世界的に有名なスペインのサッカースタジアム「カンプノウ」は1957年に完成していますが、2度の修繕と拡張工事を経て約10万人収容のスタジアムとして世界中のサッカーファンのあこがれの地になっています。また、来年ワールドカップの行われるブラジル、リオデジャネイロにある「マラカナンスタジアム」は、1950年に行われたワールドカップの会場として決勝戦も行われたスタジアムで、2度の改修工事を経て来年のワールドカップで64年ぶりに2度目の決勝戦が行われる予定です。

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カウンプノウ
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マラカナンスタジアム

建築をやる人間としては新しい物を造ること否定的で良いのかと思われてしまいますが、高度経済成長期とは違いいろいろなものが整備された現状である意味日本的な手法で壊して造るというやり方でしか日本の良さをアピール出来なかった点が非常に残念です。日本の伝統工法には持続可能な建築の知恵がたくさんあり、そうした技術の発展が止まっているのかもしれませんが、今の日本の建設技術をもってすれば、国立競技場を建て替えるという発想ではなく、魅力的で機能的な場所にできるはずだと思います。

新しい国立競技場が、選手の熱気と観客の熱気が一体となり包まれる空間として長く愛されるスタジアムになる事を願います。

2013/09/09
Category : NEWS
先日、新潟県にあるカトリック新発田教会の聖堂を見学する機会がありました。1965年にアントニン・レーモンドによって設計された建築で、家具類をノミエ夫人がデザインしています。

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信徒席が祭壇を取り囲むという聖堂の理にかなった空間構成がとても清く、煉瓦と丸太でつくられた野性的な素材感も見ていて飽きることがなく、大変魅力的でした。内部空間も屋根形状も独特です。

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この聖堂は第5回JIA25年賞を受賞しており、その主旨は、「25年以上に亘って「長く地域の環境に貢献し、風雪に耐えて美しく維持され、社会に対して建築の意義を語りかけてきた建築物」を表彰し、あわせて「その建築物を美しく育て上げることに寄与した人々(建築家、施工者、建築主また維持管理に携わった者)」を顕彰することにより、多様化する価値基準の中で、建築が果たす役割をあらためて確認するとともに、次世代につながる建築物のあり方を提示することを目的とします。」という素晴らしいものです。

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ガラスに張られた和紙のステンドグラスが独特でした。当たり前のように紙は劣化するものですが、それを何年か毎に張り替えるという手間を現在も続けいらっしゃるそうです。この幾何学模様を切り抜くための型枠がいまでも保存されているというお話しでした。

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並べられている椅子では、長期間の使用で劣化してしまった座面の張り替え作業を信者のみなさんが自らやられたとのことでした。素人の手作業によって、わずかに乱れた張り具合がとても穏やかな表情をつくっており、とても美しい佇まいです。

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メンテナンスフリーを目指すことが一般的な世の中ですが、手間をかけてモノを生きながらえさせる良さを改めて実感しました。聖堂のように、使う人々から愛される建築空間を、ファロではこれからも生み出していきたいと思います。

2013/09/03
Category : NEWS
2013年9月1日。関東大震災からちょうど90年が経ちました。
TVでも地震や防災に関する特番が放送され、各地で防災訓練が行われる時期です。

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我が家でも東日本大震災後に用意した非常食や避難袋の中身を再確認しています。

今までは1階に置いていましたが、市のハザードマップは当てにできない。今後くる可能性のある大地震を想定すると、浸水の可能性もある。2階に置いておこう。

とか、そも液状化の可能性も無いとは言えない。家にいられない事も考えて避難袋の中身ももっと充実させなければだめだ。

さらには、そもそも防波堤が低すぎる。今度議員さんに会うから意見を言っておこう。と、にわかに防災意識の高まりを見せています。

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住宅の設計をしている立場からすると、住人の命を守るのは大前提ですから、地震や火事に強い住宅をつくります。地震が起きても倒れない、火事が起きても延焼しない、ただしそれは避難する事を前提に考えられています。なので地震や火事があっても家の中にじっとしていればやり過ごせ、その後も住み続けられる、というものではないのです。

さらに最近では、今までに無い豪雨や竜巻の被害も拡大しています。地盤が液状化したり、地滑りを起こしたり、窓ガラスが割れて突風が室内にまで吹き込んだりする事は建物だけの設計の中では想定外、という事になりかねません。

安心に暮らすためには、自分が住んでいる場所がどういう土地柄なのか、地域のコミュニティーでどういう防災計画がつくられているのか、それらを知った上で、いざという時に自分はどういう行動をとるのか、考えておく事が大事だと思います。
防災グッズも家の強度も大切ですが、心がまえをしておく事が一番で最大の防災かなと思います。

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ファロ・デザインが入るエチソウビルは関東大震災後に建てられたコンクリートの建物です。震災に負けない、という願いがこめられたビルです。この気持ちを受け継ぐべく、今後も安心して住める住宅を設計して行こうと思います。